名古屋市老人福祉施設協議会 岩田佳奈子氏による講話が開催されました。
(今回の講話には、37名の学生及び関係者が集まりました。)
──────────────────────────────
【講師】岩田佳奈子
・一般社団法人 名古屋市老人福祉施設協議会
・社会福祉法人 高針福祉会 極楽苑/ 施設長
──────────────────────────────
■講話内容(まとめ)
私の働いている施設がある愛知県には、日本で4番目に人口が多い県です。冬でもあまり雪が降らず暖かく、住みやすくて魅力的な場所です。
都会でありながら山や海といった自然があり、台湾ラーメンやあんかけスパなど、愛知県発祥の美味しい料理も楽しめます。
皆さんの外国人の先輩方も多く在籍しております。皆さんがこれから介護福祉士を目指して実習する中で、言葉や文化を理解してくれる仲間の存在は大切です。外国人福祉士同士での勉強会や食事会、国境を越えて歌うイベントも行われており、外国人福祉士同士で介護スキルを高め合っています。
日本の人口が減少している一方で、介護を必要とするお年寄りの数は増え続けています。そんな中、志を持って日本で働く外国人介護士や、勉強している学生の皆さんに心から感謝しています。
私たちは「スマイルスマイル」を大事にしています。にこにこと目を見て挨拶をし、コミュニケーションを取ることが大切です。言葉や文化の違いはありますが、皆さんの明るさや優しさによって、お互いの心が通じ合う瞬間が一番楽しい時だと思います。
介護は楽しいことばかりではなく辛いこともあると思いますが、今関わるお年寄りの皆様たちに心を込めて一瞬一瞬を大切にし、笑顔で頑張ってほしいです。
これからの日本の介護は、さらに魅力的で明るくなっていくと信じています。皆さんの力を借りて、優しい介護を一緒に支えていければと思います。
■学生の感想
<Rさん>
名古屋から来られて名古屋についていろいろな事を説明していただきました。 日本語学校で頑張った事、友達と遊んだ事、美味い物を食べた事を思い出しました。 |
<Sさん>
愛知県の講話を聞いて、地域の文化や特性について新たな視点を得ることができました。 |
■まとめ
今回の講話では、愛知県内の様々な魅力についてご講演いただきました。学生からも「愛知県や名古屋市で働きたい」との声が多数寄せられました。学生の皆さんには広島だけでなく、様々な地域で働く選択肢を持っていただけたことを嬉しく思います。